未だに忘れられない、小さい頃の衝撃体験。

自分の部屋で寝ていると、夜中に妙な音で目が覚めました。ガシャっという鈍い音で、窓ガラスが割れたような…

一瞬なんだろうと起き上がろうとしたけれど、ギィ、ミシっと足音がして、「やばい!」と心臓がバクバク。


完全に泥棒。気づいたら殺されると思って、息を殺し、布団に包まってじっとしていました。

親が起きないように祈りながら目を閉じていると、部屋の隣の台所あたりから、ガサゴソする音がして恐怖感を倍増させます。

どれくらい時間が経ったのか、泥棒は玄関から出て行きました。

翌朝、親に聞いてみたら、父も母も気づいていたけれど、怖くて寝たふりしてたらしいです。

今なら携帯で通報できますが、当時はそんな便利なものは家にありませんでした。

親が警察に事情を話して、しばらくしたら捕まったという知らせ。

…近所の○さんでした。俺はその家の子供とも仲がよかったし、ものすごくショックを受けました。

押し入ったときには、ハンマーと包丁を持っていたそうです。

親が聞いてきた話では、「気づかれたら殺すつもりだった」と言っていたらしい。

しばらくは親と一緒に寝ました。