小学校中学年くらいの時に、塾をさぼって友達と遊びに行ってしまった時の話です。
その時遊んでいた友達と自転車で二人乗りをしながら 公園の脇に止めてあった車の横辺りを普通に通り過ぎた。

そしたらいきなり知らない五十代くらいのおっさんに「オイコラ待て!」と怒鳴られ、一瞬誰の事だろうと周りを見たが、おっさんは確実に自分たちを見ていた。

訳も分からず止まって
「何ですか?」と言ったら、そのおっさんはどうやら公園の脇に止めてた車の持ち主のようで、車のドアの下の方にある傷を指差していきなり「この傷付けたのお前らだろ!?」と怒鳴った。

自分たちは全く身に覚えが無かったから訳が分からずポカンとしていたら、おっさんは「どうしてくれんだ」やら「修理費出せ」やら「親呼べ」やらとにかく怒鳴り散らしてきた。

そんな傷が付くくらい車ギリギリを自分たちは通っていないし、寧ろ反対車線に近い方を通っていた。
それにそんな車にぶつかったなら気付くはず。

必死に「自分たちじゃないです」と言っても、おっさんは どうしてくれんだの一点張りで、自分は(友達も)こういうのは初めてで恐くて泣いてしまった。

そしたらたまたま通りがかった二十代くらいの女の人が「どうしたんですか?」と聞いてくた。

お「この子たちが車に傷付けてくれたんだよ!」

女「本当?」

友「違います!そんな車の近く通ってないです!こっちの方(反対車線側)通りました!」
女「だそうですが?」

お「この子たちしかありえねえだろ!」

女「この子たちはやってないと言ってます。こんな子供に言い掛かりつけて恥ずかしくないんですか?」

お「こっちは警察呼んでも良いんだぞ!」

女「じゃあ呼びましょうか」

お「呼べ呼べ!」

↑たしかこんな感じだった。

それで女の人が警察を呼んで三十代くらいの警官が来た。
警官はおっさんと女の人に何か色々と聞いてから、自分たちに

「君たちが何処をどう通ったのか教えてくれるかな?」

みたいなことを優しく聞いてきたので、泣いてる自分の代わりに一通り説明する友達。

その時はもう夕方で暗いのと仕事やら学校やらの帰りの人がチラチラ見てきたり、立ち止まってまで見てたりするのが何だか凄い恐かった。

警「自転車の何処がぶつかったと思っているんですか?」
お「ここ(前輪のカバーみたいなやつ)」

警「高さが合いませんね」
お「じゃあここは!?ここは!?」

警「この自転車でこの傷をつける事はほぼ不可能です」
お「…」

それっきり怒鳴り散らしていたのが嘘だったかのようにおっさんはずっと黙ったままだった

警「もう二人乗りなんかしちゃ駄目だよ?分かった?」
自「ごめんなさい」

警「よし、気をつけて帰るんだよ」

女の人と警官にお礼を言って、塾さぼったのと二人乗りの罰が当たったんだと思いながら友達と トボトボ自転車押しながら帰りました。
今思うとあのおっさんは修理費が欲しかったのか?未だによく分かりません。

というか急に思い出したから書いたけどこれ胸がスーッとするとは違うかな?w